← AI Agent 活用シーンに戻る
SCENARIO 19·財務·標準化業務
請求金額は、明細ごとにルールに沿って手計算し、再確認が必要
請求前に、経理は既定ルールに基づいて金額を算出します。数量と単価を整理し、合意済みの条件を適用して今回の請求金額を計算し、計算明細を添付します。
ルールは固定されていますが、明細ごとに再計算し、計算後に再確認する必要があります。数値を誤ると相手との確認が往復し、帳簿も再照合しなければなりません。この計算で特に問題になるのは、反復作業によって注意が緩みやすい点です。
ひと目でわかる
これまでのやり方
- 数量と単価を整理
- 合意済み条件で Excel 計算
- 明細を添付して再確認
- 確認後に請求を送信
つまずく点
ルールは固定されていますが、明細ごとに再計算し、計算後に再確認する必要があります。反復によって注意が緩みやすく、数値を誤ると相手との確認が往復し、帳簿も再照合しなければなりません。
AI Agent に任せた後
- 数量と単価を整理
- 合意済み条件で Excel 計算
- 明細を添付して再確認
- 確認後に請求を送信人による承認
ルールに基づく数量、単価、条件の整理と計算明細の作成を AI Agent が処理します。各明細の金額に計算式を添付し、ルール不適合項目を個別に表示します。経理確認後に請求を送信します。
これまでのやり方
- 01今回の請求に関わる数量と単価を整理
- 02合意済みの条件に基づき、Excel で請求金額を計算
- 03計算明細を添付し、自分で再確認
- 04確認後に請求を送信
範例精密ファスナー
範例機械向け請求ルール
- 番号
- EX-SC-2026-003
| 条 | 項目 | ルール |
|---|---|---|
| 1 | 請求期間 | 請求は毎月 1 回とし、当月 1 日から月末までに「顧客検収日」が含まれる出荷のみを対象とする |
| !2 | 検収伝票番号 | 各出荷には顧客検収伝票番号が必要とする。検収伝票番号がない場合は当期に請求せず、顧客による追加発行後に次期へ計上する |
| 3 | 請求数量 | 検収数量から返品数量を差し引いて計算する |
| 4 | 単価 | 別表の契約単価に基づく。新台湾ドル、税別 |
| !5 | 数量割引 | 同一品番の当月請求数量が累計 10,000 個以上の場合、その品番の当月金額に 98掛けを適用する。累計数量は返品を差し引いた数量で計算する |
| 6 | 金額計算 | 各明細金額=請求数量 × 単価とし、元単位に四捨五入する。営業税 5%は割引後の税別合計を基に計算し、元単位に四捨五入する |
| 7 | 計算明細 | 請求書には顧客確認用として、明細別の計算内容と品番別小計を添付する |
別表 契約単価(新台湾ドル、税別)
| 品番 | 品名 | 単価(元) |
|---|---|---|
| HB-M8-30 | 六角穴付きボルト M8×30 | 2.85 |
| HB-M10-40 | 六角穴付きボルト M10×40 | 4.60 |
| NT-M8 | 六角ナット M8 | 0.62 |
| FW-M8 | 平ワッシャー M8 | 0.28 |
| FB-M10-30 | フランジボルト M10×30 | 3.65 |
| TR-M10-1000 | 全ねじボルト M10×1000 | 38.00 |
1 / 1
ERP販売 › 出荷・検収
出荷・検収明細
顧客範例機械出荷日2026-09-01から2026-09-30まで品番HB-M8-30、NT-M8、FW-M8、TR-M10-1000並び順出荷伝票番号
| 出荷伝票番号 | 出荷日 | 品番 | 顧客検収伝票番号 | 検収日 | 検収数量 | 返品数量 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| DN-2609-001 | 2026-09-02 | HB-M8-30 | RC-2609201 | 2026-09-03 | 4,000 | 0 |
| DN-2609-002 | 2026-09-02 | NT-M8 | RC-2609202 | 2026-09-03 | 5,000 | 0 |
| DN-2609-003 | 2026-09-04 | FW-M8 | RC-2609203 | 2026-09-05 | 6,000 | 0 |
| DN-2609-005 | 2026-09-09 | HB-M8-30 | RC-2609205 | 2026-09-10 | 3,000 | 0 |
| !DN-2609-006 | 2026-09-10 | NT-M8 | RC-2609206 | 2026-09-11 | 5,200 | 500 |
| DN-2609-008 | 2026-09-15 | TR-M10-1000 | RC-2609208 | 2026-09-16 | 200 | 0 |
| !DN-2609-009 | 2026-09-16 | HB-M8-30 | RC-2609209 | 2026-09-17 | 3,000 | 0 |
| ≠DN-2609-010 | 2026-09-17 | FW-M8 | (空欄) | (空欄) | 5,000 | 0 |
| DN-2609-013 | 2026-09-24 | FW-M8 | RC-2609213 | 2026-09-25 | 3,900 | 0 |
| ≠DN-2609-014 | 2026-09-29 | TR-M10-1000 | RC-2610001 | 2026-10-01 | 150 | 0 |
| DN-2609-015 | 2026-09-26 | NT-M8 | RC-2609215 | 2026-09-28 | 200 | 0 |
全 11 件1 / 1 ページ
AI Agent に任せた後
すること基準成果物
- 01すること明細ごとにルール適合を確認基準検収日が当月内であり、各明細に検収伝票番号が必要です。不適合項目は個別に表示し、違反した条項と計上推奨時期を明記して、当期金額には含めません成果物請求可能明細とルール不適合一覧
- 02すること各明細の金額を計算基準請求数量=検収数量-返品数量、金額=請求数量 × 契約単価とし、元単位に四捨五入します。各明細に計算式を記載します成果物明細別計算内容
- 03すること品番別に数量割引を適用基準同一品番の当月累計数量が基準に達した場合のみ割引を適用します。累計数量は返品を差し引き、ルール不適合の出荷を除外して計算します。割引と税額にも計算式を記載し、直接検算できるようにします成果物品番別小計、割引後税別合計、税額、総額
- 04すること経理へ確認を依頼基準ルール不適合の明細について相手へ先に確認するかは、経理が判断します成果物経理が計算明細を確認した後に請求を送信
- 人による承認
- 第 4 ステップは経理が担当します。AI Agent がルールに基づいて算出した各明細の金額には計算式が添付されるため、経理が直接検算できます。計算結果を経理が確認した後に、請求を送信します。
- 使用するプラットフォーム機能
- スキル
この業務は、請求書照合、帳票認識・登録とは別の業務です。請求書照合では請求書と ERP の検収明細を突合し、帳票認識・登録では帳票データをシステムへ入力します。この業務ではルールに基づいて請求金額を算出します。認識、計算、承認を一度にモデルへ任せず、分けて処理することで各工程を明確にすることを推奨します。
画面は繁体字中国語版のものです。
01請求ルールと出荷明細をアップロード

- 1請求ルールと 9月の出荷明細をアップロードします。
- 2各明細の検収日と検収伝票番号を確認し、不適合項目は個別に表示して当期に含めません。
- 3請求数量は検収数量から返品数量を差し引いた数量です。
- 4各明細の金額に計算式を記載し、割引と税額の計算式も記載します。
02実行プロセス

- 1ルールを読み込み、出荷明細を分析します。全 5 ステップです。
- 2契約単価を適用し、元単位に四捨五入します。
- 3計算にはルール適合の 13 件のみを含め、検収伝票番号がない明細と 10月検収の 2 件を先に除外します。
- 4同一品番の累計が 10,000 個に達した場合のみ 98掛けを適用します。
03品番別小計とルール不適合一覧

- 1累計がちょうど 10,000 個で、ルールの「以上」に該当するため割引を適用し、割引額は 570 元です。
- 2検収伝票番号がない明細を除外すると 9,900 個となるため、割引しません。
- 3検収伝票番号がない出荷は第 2 条に基づいて請求せず、先に顧客へ確認するかは担当者が判断します。
- 4検収日が 10月の出荷は、第 1 条に基づいて 10月に計上します。
04金額精算と計算式

- 1割引後の税別合計は 65,985 元です。
- 2税込総額は 69,284 元です。
- 3営業税は小数まで計算してから四捨五入し、表の下に計算式を記載します。
- 4担当者の確認が必要な 2 点を表示し、検収伝票の追加発行を依頼するかは担当者が判断します。
数値
定常運用後、月間推定 0.5~1 時間を削減
0.5–1時間定常運用後の請求計算における月間推定削減時間
出典:Intellicon Solutions が支援した匿名の自動車部品メーカー
よくある質問
- 請求書照合、帳票認識・登録とは何が違いますか?
- 担当する工程が異なります。請求書照合では請求書と ERP の検収明細を突合し、帳票認識・登録では帳票データをシステムへ入力します。この業務では既定ルールに基づいて請求金額を算出します。3 つの業務は連携して使用することも、個別に使用することもできます。
- AI が金額を計算すると、誤ることはありませんか?
- 誤る可能性はあります。そのため各明細の金額に計算式を添付し、経理が直接検算できるようにします。また、ルール自体に誤りがあれば算出金額も誤るため、請求ルールは事前に経理が確認し、計算明細の確認後に請求を送信します。
- 取引先ごとに請求条件が異なる場合はどうしますか?
- 取引先ごとの条件をルールとして整理し、AI SOP に記載して、計算時に対象に応じて適用します。ルールに含まれない状況は AI Agent が表示して経理の判断を求め、最も近いルールを独自に適用することはありません。
30 分で、AI に先に任せられる業務を一緒に洗い出します
社員一人ひとりに AI の分身を持たせませんか。
コンサルタントより速やかにご連絡いたします。