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SCENARIO 17·購買·標準化作業

各社から届く梱包明細の形式が異なり、1件ずつ同じ表に整理する必要があります

注文の梱包明細が届くと、購買担当者は品目、数量、箱数、重量を社内の所定様式に整理し、発注数量と照合して、後続の入荷または出荷作業へ渡します。

各社で明細の形式が異なり、1箱につき1行のものもあれば、1品目につき1行のものもあり、単位も統一されていません。そのため、項目の対応関係を担当者が1件ずつ判断する必要があります。時間がかかるのは入力ではなく、その明細の各項目が何を表しているかを確認する作業です。

ひと目でわかる

これまでのやり方

  1. 各社の梱包明細を受け取る
  2. 形式を確認し、項目を特定する
  3. 所定様式に整理し、単位を換算する
  4. 発注数量と照合し、処理方法を判断する

つまずく点

各社で形式が異なり、1箱につき1行のものもあれば、1品目につき1行のものもあり、単位も統一されていません。時間がかかるのは入力ではなく、その明細の各項目が何を表しているかを確認する作業です。

AI Agent に任せた後

  1. 各社の梱包明細を受け取る
  2. 形式を確認し、項目を特定する
  3. 所定様式に整理し、単位を換算する
  4. 発注数量と照合し、処理方法を判断する人による承認

形式の確認、項目の抽出、単位の換算は AI Agent が処理します。発注数量との照合も先に行い、不一致や記載漏れを表示します。仕入先に問い合わせるか、どのように処理するかは購買担当者が判断します。

01

これまでのやり方

  1. 01注文の梱包明細を受け取る
  2. 02明細の形式を確認し、品目、数量、箱数、重量を特定する
  3. 03社内の所定様式に整理し、単位を換算する
  4. 04発注数量と照合し、箱数の不足や数量の不一致がないか確認する
包裝明細_範例精密扣件.xlsxExcel
A1PACKING LIST: 範例精密ファスナー
PACKING LIST: 範例精密ファスナー
PO No.: PO-2609-101
Ship Date: 2026-09-24
C/No.Part No.Qty (PCS)G.W. (kg)
1HB-M8-302,00035.2
2–8⋮⋮⋮
9HB-M8-302,00035.2
10NT-M85,00026.3
11–15⋮⋮⋮
16FW-M88,00019.2
17FW-M88,00019.2
18FW-M88,00019.2
19FW-M88,00019.2
TOTAL551.4
Packing List100%
出貨明細_範例鋼材.xlsxExcel
A1範例鋼材株式会社:出荷明細
範例鋼材株式会社:出荷明細
顧客:範例機械株式会社  注文番号:PO-2609-102
出荷日:2026-09-25  車両番号:(省略)
品名・仕様数量単位束数重量(メートルトン)
S45C 丸棒 Ø50×6M38本43.515
SS400 鋼板 6t×1200×240025枚53.391
合計96.906
出荷明細100%
PO-2609-103 出荷通知メール
PO-2609-103 出荷通知
範例包装資材 出荷担当2026-09-25
宛先
範例機械 購買担当
出荷
9/25 に運送会社から出荷
到着予定
9/26 午後に貴社倉庫へ到着予定です。入荷時に数量確認をお願いします
梱包情報
A3 5層段ボール箱:500 個、10 束、約 85 キログラム
!気泡緩衝材 30×40cm:120 ダース、6 箱、約 36 キログラム
メールには梱包テープ 48mm(発注書 60 巻)の記載なし
上図はイメージです。3社で形式と単位が異なります。範例鋼材は重量をメートルトンで記載していますが、入荷表ではキログラムを使用するため、箱数を合計し、メートルトンをキログラムに、ダースを個に換算してから、別の3件の発注書に記載された発注数量と照合する必要があります。照合後、1社では1箱不足し、別の箱が1箱多いこと、1社では 2 本不足していること、1社では1品目の記載が漏れていることが分かりました。範例精密ファスナーでは途中で省略された箱を説明行で表していますが、元のファイルでは各箱が1行ずつ記載されています。
02

AI Agent に任せた後

  1. 01
    すること各明細の形式を読み取る
    基準1箱につき1行の形式は品番別に合計し、1品目につき1行の形式はそのまま抽出します。メール本文からも品目と数量を読み取ります
    成果物各社・各品目の入荷数量、箱数、重量
  2. 02
    すること所定様式に整理し、単位を換算する
    基準数量は発注書の単位に換算し(例:1 ダース=12 個)、重量はすべてキログラムに換算して、計算式を記載します
    成果物1つの入荷表:発注書番号、仕入先、品目、発注数量、入荷数量、箱数、重量
  3. 03
    すること発注数量と照合する
    基準入荷数量と発注書の発注数量を品目ごとに照合し、梱包明細に記載のない品目も一覧に含めます
    成果物数量不一致・記載漏れ一覧。各項目に発注数量、入荷数量、差異を記載します
  4. 04
    すること購買担当者へ確認を依頼する
    基準事実のみを記載し、仕入先への返信や、超過分を受け入れるかどうかの判断は行いません
    成果物入荷照合表 Excel。購買担当者の確認後に入荷作業へ渡します
人による承認
第 4 ステップは購買担当者が行います。AI Agent が整理した内容は下書きであり、数量の不一致を問い合わせるか、どのように処理するかは購買担当者が判断します。
使用するプラットフォーム機能
スキル

標準化作業では、入力項目を固定し、テンプレートを安定させ、誤りを見つけやすくしたうえで、AI が先に下書きを作成し、担当者の確認後に提出することを推奨します。同じ種類の書類に十数種類の形式がある場合、第1段階では使用頻度の高い数種類を対象とし、それ以外の例外は担当者が処理します。顧客の現場で最もよく見られる失敗原因は、形式の違いを事前に洗い出さずに着手することです。

画面は繁体字中国語版のものです。

013社の出荷資料と指示をアップロード

EgentWrX の対話画面:担当者が、英語の梱包明細、中文の出荷明細、メール本文など、形式が異なる3社の仕入先の出荷資料をアップロードしています。指示には3件の発注書の発注数量が添付され、品番別の合計と単位・重量の換算を求めています。
  1. 1仕入先3社、3種類の形式:英語の梱包明細、中文の出荷明細、メール本文。
  2. 2指示には3件の発注書の発注数量が添付されています。
  3. 3品番別に合計し、単位と重量を換算して、計算式を記載します。

02実行プロセス

EgentWrX の実行画面:AI Agent が形式の異なる3件の出荷資料を個別に読み取り、1箱につき1行の梱包明細を表の見出し行から読み取っています。合計行を識別して重複集計を防ぎ、最後に入荷照合表を作成します。
  1. 13件のファイルを個別に読み取り、それぞれの形式に対応します。
  2. 2表の見出し行から、1箱につき1行の英語の梱包明細を読み取ります。
  3. 3合計行を識別し、集計対象から除外して重複計算を防ぎます。
  4. 4最後に入荷照合表 Excel を作成します。

03入荷表

EgentWrX の結果画面:入荷表に発注数量、入荷数量、箱数、重量を品目ごとに記載し、不足、超過、換算後の一致、出荷通知に記載のない品目を表示しています。
  1. 1入荷は 9 箱、18,000 PCS で、発注数量より 2,000 少なくなっています。
  2. 22,000 超過しており、受け入れるかどうかは購買担当者が判断します。
  3. 3気泡緩衝材 120 ダースを 1,440 個に換算すると、発注数量と一致します。
  4. 4梱包テープは出荷通知に記載がないため、記載漏れとして表示します。

04換算式、不一致一覧、注記

EgentWrX の結果画面:重量と数量の換算式、数量不一致または記載漏れの4項目を一覧表示しています。注記には購買担当者に代わって判断せず、事実のみを記載し、入荷照合表 Excel を添付しています。
  1. 1鋼材の重量をメートルトンからキログラムに換算し、計算式を記載します。
  2. 2数量不一致または記載漏れの4項目について、発注数量、入荷数量、差異を記載します。
  3. 3注記には事実のみを記載し、購買担当者に代わって判断しません。
  4. 4入荷照合表 Excel を直接ダウンロードできます。
03

数値

毎月の削減時間は推定 2 至 6 時間

2–6時間注文梱包明細データ整理の月間削減時間の推定

出典:Intellicon Solutionsが支援した自動車部品メーカー1社(社名非公開)

04

よくある質問

各社で梱包明細の形式が異なっていても、AI Agent は読み取れますか?
可能です。ただし、段階的な対応を推奨します。まず使用頻度の高い数種類の形式を対象とし、それ以外は担当者が処理して、対象範囲を徐々に広げます。形式が改訂された場合は、AI SOP も併せて更新する必要があります。
数量が発注内容と一致しない場合はどうなりますか?
AI Agent が不一致や記載漏れのある項目を表示し、購買担当者の確認に回します。数量を自動的に変更することはありません。相手先に問い合わせるか、どのように処理するかは購買担当者が判断し、確認済みのデータのみを入荷または出荷作業へ渡します。
整理したデータをシステムへ直接入力できますか?
可能です。まず固定形式のファイルとして出力し、購買部門の確認後にシステムへ取り込むことをお勧めします。運用が安定した後、AI Agentが発注書との照合やシステムへの入力を直接行う場合は、SQL MCP Serverと連携し、リアルタイムデータを照会できるようにすることをお勧めします。接続方法は、貴社で使用しているシステムと導入構成に応じて評価する必要があります。まずは無料相談をご予約ください。
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