← AI Agent 活用シーンに戻る

SCENARIO 11·生産・品質保証·データ分析

毎月の開発品比率集計では、システムから明細を出力し、Excel で再計算しています

毎月、開発品の件数と比率を集計し、傾向を管理職に報告します。システムから明細を出力し、ルールに基づいて開発品を抽出・分類した後、Excel で比率を計算してレポートを作成しています。

毎月同じ手順ですが、その都度やり直す必要があります。抽出条件も担当者の記憶に依存しているため、担当が変わると異なる数値になる可能性があります。数式の参照先が1セルずれるだけで比率も誤りますが、レポートの見た目は整っているため、表面上は発見が困難です。

ひと目でわかる

これまでのやり方

  1. システムから製造指図明細を出力
  2. ルールに基づき開発品を抽出
  3. Excel で比率を計算しレポート作成
  4. 数値を照合して管理職に提出

つまずく点

抽出条件が担当者の記憶に依存しているため、担当が変わると異なる数値になる可能性があります。数式の参照先が1セルずれるだけで比率も誤りますが、レポートの見た目は整ったままです。

AI Agent に任せた後

  1. システムから製造指図明細を出力
  2. ルールに基づき開発品を抽出
  3. Excel で比率を計算しレポート作成
  4. 数値を照合して管理職に提出人による承認

抽出、分類、比率計算を AI Agent が処理し、各比率に計算式を添付します。担当者が元明細を抜き取り確認してからレポートを提出します。

01

これまでのやり方

  1. 01システムから当月の関連明細を出力
  2. 02ルールに基づいて開発品を抽出し、必要に応じて分類
  3. 03Excel で件数と比率を計算し、レポートを作成
  4. 04数値を照合して管理職に提出
工單明細匯出_2026-09.xlsxExcel
A1製造指図番号
製造指図番号品目番号製品ライン品目ステージ製造指図ステータス完了日
WO-2609-011BRK-N210ベアリングハウジング完了2026-09-10
WO-2609-012GBX-310ギアボックス量産完了2026-09-11
WO-2609-013FLG-N150フランジ開発完了2026-09-14
WO-2609-014BRK-A150ベアリングハウジング量産完了2026-09-14
WO-2609-014BRK-A150ベアリングハウジング量産完了2026-09-14
WO-2609-015GBX-N410ギアボックス試作完了2026-09-15
WO-2609-016FLG-080フランジ量産完了2026-09-16
WO-2609-017BRK-A120ベアリングハウジング量産取消
WO-2609-018GBX-330ギアボックス量産完了2026-09-17
WO-2609-019BRK-N220ベアリングハウジングDEV完了2026-09-18
export100%
上図はイメージです。システムから出力した明細には、ステージが空欄のもの、同じ製造指図の重複、取消済みの製造指図、表記が統一されていないステージが混在しています。正しい比率を算出するには、それぞれを事前に除外または確認する必要があります。
02

AI Agent に任せた後

  1. 01
    すること集計範囲の確認
    基準完了日が当月に該当するものを対象とし、取消済みの製造指図は除外します。同じ製造指図番号が2回出現しても1件として数えます
    成果物有効な製造指図一覧
  2. 02
    することルールに基づく分類
    基準社内で定めた分類ルールに基づき、開発品と量産品を判定します。品目ステージが空欄、または表記がルール外の場合は独自に分類せず、いったん除外して一覧にします。さらに、それらが実際には開発品だった場合の比率も示します
    成果物開発品一覧と除外一覧。未分類分は生産管理担当が確認
  3. 03
    すること比率の計算
    基準開発品の製造指図件数を有効な製造指図件数で割り、製品ライン別にも計算します。前月と比較して何ポイント増減したかを示し、各比率に計算式を記載して直接検算できるようにします
    成果物集計表と製品ライン別表、計算方法付き
  4. 04
    すること変化の説明を作成
    基準数値の変化のみを記述し、原因は推測しません
    成果物レポート初稿。担当者が元明細を抜き取り確認してから提出
人による承認
レポート提出前には人による確認が必要です。数値を元明細と照合し、未分類の製造指図を生産管理担当が確認してから確定します。AI Agent は整理と説明を担いますが、数値の正確性を保証するものではありません。
使用するプラットフォーム機能
スキル、連携

データ分析タスクでは、意味の理解と計算を分けることを推奨しています。AI がユーザーの確認内容を理解し、固定ルールに基づいてデータの取得と計算を行い、データ項目の定義も統一します。顧客の現場で多く見られる失敗は、長い対話の中で数値を直接提示すること、計算式を示さないこと、分析結果を元明細と照合しないことです。

画面は繁体字中国語版のものです。

01製造指図明細と指示のアップロード

EgentWrX の対話画面:担当者がシステムから出力した当月の製造指図明細をアップロードし、集計期間、開発品と量産品の分類ルール、前月との比較を指示しています。
  1. 1システムから出力した当月の製造指図明細をアップロードします。
  2. 2期間、分類方法、前月との比較など、集計ルールを指示します。

02集計表と製品ライン別分類

EgentWrX の結果画面:AI Agent がツールで計算した後、有効な製造指図件数、開発品件数、比率、前月比の増減を示し、製品ライン別にも集計しています。
  1. 1AI Agent がルールに基づき、有効な製造指図と開発品の件数および比率を計算します。
  2. 2有効な製造指図25件、開発品6件、比率24.00%で、前月より7.33ポイント増加しています。
  3. 3製品ライン別に比率を計算し、合計を集計表と突合します。

03除外一覧と計算方法

EgentWrX の結果画面:品目ステージの表記がルール外の製造指図を独自に分類せず、未分類として一覧化しています。生産管理担当による確認後の確定を提案し、最後に4段階の計算方法を示しています。
  1. 1ステージが「DEV」と記載された1件を独自に分類せず、未分類としています。
  2. 2この2件が実際には開発品だった場合の比率変化を示し、生産管理担当の確認後に確定するよう提案します。
  3. 3元明細と照合しやすいよう、4段階の計算方法を添付します。
03

数値

月間で推定7~15時間を削減

7–15時間開発品比率集計における月間削減時間の推定

出典:Intellicon Solutionsが支援した非公開の自動車部品メーカー

04

よくある質問

AI Agent が算出した比率は信頼できますか?
信頼でき、自分でも検証できます。各比率に計算式が添付され、有効な製造指図、開発品、除外した製造指図も一覧化されるため、明細と照らして1件ずつ確認できます。レポートを提出する前には、担当者が元明細を抜き取り確認します。
何を開発品とするか、AI Agent はどのように判定しますか?
社内で定義した判定ルールに基づきます。このルールを明確にして AI SOP に組み込み、項目の定義も統一する必要があります。ルールを明文化すれば、毎月同じ条件で集計でき、担当が変わっても異なる数値になりません。
ERP との連携は必須ですか?
必ずしも必要ではありません。この集計は ERP の作業指示明細を基準としています。SQL MCP Server と連携し、AI Agent がリアルタイムデータを直接照会できるようにすることを推奨します。未連携の場合でも、上記のデモのように、まずはシステムからエクスポートした明細ファイルを使用できます。その間に、判定ルールが実際のニーズに合っているかも確認できます。接続方法は、貴社で使用している ERP と導入環境に応じた評価が必要です。まずは無料相談をご予約ください。
30 分で、AI に先に任せられる業務を一緒に洗い出します

社員一人ひとりに AI の分身を持たせませんか。

コンサルタントより速やかにご連絡いたします。