SCENARIO 07·通関·標準化業務
輸出のたびに、申告用データを出荷書類から再入力しています
貨物を輸出する際、通関担当者は商業送り状や梱包明細書などの出荷書類に記載された品名、数量、重量、金額を申告用データに整理し、通関手続きに渡す必要があります。
必要なデータはすべて書類にありますが、再入力と照合に手間がかかります。同じ品目でも書類ごとに表記が異なり、数量と金額の整合性も確認しなければなりません。1件の貨物で1項目でも誤りがあると、追加書類の提出や訂正が必要になる可能性があるため、出荷頻度が高いほど通関担当者の時間が取られます。
ひと目でわかる
これまでのやり方
- 商業送り状と梱包明細書を収集
- 申告フォーマットへ項目別に入力
- 数量、重量、金額を照合
- 確認後に通関手続きへ引き渡し
つまずく点
同じ品目でも2つの書類で表記が異なり、数量、重量、金額の整合性を確認する必要があります。1件の貨物で1項目でも誤りがあると、追加書類の提出や訂正が必要になる可能性があります。
AI Agent に任せた後
- 商業送り状と梱包明細書を収集
- 申告フォーマットへ項目別に入力
- 数量、重量、金額を照合
- 確認後に通関手続きへ引き渡し人による承認
項目の抽出、申告データへの整理、2つの書類の照合を AI Agent が処理します。不一致または欠落している項目を表示し、通関担当者がデータ全体を確認してから通関手続きへ渡します。
これまでのやり方
- 01対象貨物の商業送り状、梱包明細書などの出荷書類をそろえます
- 02品名、数量、重量、金額を項目ごとに申告用フォーマットへ入力します
- 03各書類間で数量と金額が一致しているか照合します
- 04内容を確認してから、通関手続きに渡して申告します
| Part No. | Description | Quantity | Amount (USD) |
|---|---|---|---|
| HB-M8-30 | CAP SCREW M8x30 | 20,000 | 1,840.00 |
| HB-M10-40 | CAP SCREW M10x40 | 15,000 | 2,220.00 |
| HX-M12-50 | HEX BOLT M12x50 | 8,000 | 2,040.00 |
| ≠HX-M16-60 | HEX BOLT M16x60 | 12,000 | 6,360.00 |
| NT-M10 | HEX NUT M10 | 40,000 | 1,240.00 |
| NT-M12 | HEX NUT M12 | 25,000 | 1,200.00 |
| FW-M10 | FLAT WASHER M10 | 50,000 | 600.00 |
| FB-M10-30 | FLG BOLT M10x30 | 15,000 | 1,770.00 |
| ≠SS-HX-M8-30 | SS BOLT M8x30 | 10,000 | 1,680.00 |
| TR-M10-1000 | THREADED ROD M10x1000 | 2,000 | 2,520.00 |
| ≠TOTAL | 21,407.00 |
| Part No. | Description | Quantity (PCS) | G.W. (kg) |
|---|---|---|---|
| HB-M8-30 | Cap Screw M8*30 | 20,000 | 352.0 |
| HB-M10-40 | Cap Screw M10*40 | 15,000 | 525.5 |
| HX-M12-50 | Hex Bolt M12*50 | 8,000 | 472.0 |
| ≠HX-M16-60 | Hex Bolt M16*60 | 10,000 | 1,300.0 |
| NT-M10 | Hex Nut M10 | 40,000 | 438.4 |
| NT-M12 | Hex Nut M12 | 25,000 | 404.0 |
| FW-M10 | Flat Washer M10 | 50,000 | 219.0 |
| FB-M10-30 | Flg Bolt M10*30 | 15,000 | 473.0 |
| ≠(この項目なし) | |||
| TR-M10-1000 | Threaded Rod M10*1000 | 2,000 | 1,056.0 |
| ≠TOTAL | 5,249.9 | ||
AI Agent に任せた後
- 01すること2つの書類から項目を抽出基準各品目の品番、品名、数量、重量、金額を読み取ります。品名の表記が異なっていても、品番が同じであれば同一品目として扱います成果物2つの書類の明細
- 02すること申告データに整理基準1品番につき1行とし、金額は商業送り状、正味重量と総重量は梱包明細書の数値を使用します。2つの書類で数量が一致しない品目は、数量欄に「要確認」と記載します。欠落項目は空欄のままとし、推算しません成果物申告データ表
- 03すること照合して再集計基準2つの書類の数量を品目ごとに照合し、送り状の金額、梱包明細書の梱包数と重量を再集計して、書類記載の合計と比較します成果物不一致および欠落の一覧。各項目について両方の記載値と差異を明記し、3つの合計項目には「書類記載値」と「再集計値」を併記します
- 04すること通関担当者が確認基準数量が一致しない場合、どちらの書類を採用するかを独自に判断せず、元の書類の数値も変更しません。通関業者へ渡す前に確認すべき事項を一覧にします成果物通関担当者による確認後、データを通関手続きへ渡して申告します
- 人による承認
- 第 4 ステップは通関担当者が行います。申告データは通関担当者による確認後に送信されます。AI Agent の出力は下書きであり、直接申告することはありません。
- 使用するプラットフォーム機能
- スキル
通関書類の作成は、標準化業務の典型的なタスクです。入力項目が固定され、テンプレートが安定し、誤りを発見しやすいことが、導入を成功させる条件です。AI が先に下書きを作成し、担当者の確認後に送信します。顧客の現場でよく見られる失敗原因は、各社の書類形式の違いを事前に整理していないこと、または認識、計算、承認を一度にすべてモデルへ任せることです。
画面は繁体字中国語版のものです。
01出荷書類と指示をアップロード

- 1対象となる輸出貨物の商業送り状と梱包明細書をアップロードします。
- 22つの書類を品番で対応付けます。品名の表記が異なっていても問題ありません。
- 3不一致を一覧にし、欠落項目は空欄のままとして推算しません。
- 4数量が一致しない場合、どちらを採用するか独自に判断しません。
02処理の実行

- 1商業送り状と梱包明細書を個別に読み取り、分析します。
- 2送り状の金額と梱包明細書の重量合計を再計算します。
- 3輸出申告データ表に整理します。
03不一致または欠落している箇所

- 1同じ品番について、送り状は 12,000、梱包明細書は 10,000 と記載され、差は 2,000 PCS です。出荷部門への確認が必要です。
- 2梱包明細書で1品目全体が記載されていないため、この品目の重量を申告できません。
- 3梱包明細書の総重量は、品目別の再集計値より 10 kg 多くなっています。
- 4送り状の合計金額 21,407 は再集計した 21,470 と一致せず、数字の順序を逆に記載した可能性があります。
043項目の合計と提出前の確認

- 13項目の合計について、それぞれ「書類記載値」と「再集計値」を表示します。
- 2正味重量と総重量には記載漏れの品目が含まれておらず、実際の重量はさらに大きくなることを説明します。
- 3通関業者へ渡す前に確認すべき2点です。
- 4元の書類の数値は一切変更していません。
数値
毎月の作業時間を推定 15~40 時間削減
出典:Intellicon Solutionsが支援した自動車部品メーカー1社、社名非公開
よくある質問
- AI Agent が申告まで直接行いますか?
- いいえ。AI Agent は出荷書類を申告用データに整理し、不一致の項目を一覧にするだけです。通関担当者がデータを確認してから、通関手続きへ渡して申告します。
- 顧客やフォワーダーから受け取る書類の形式がそれぞれ異なる場合はどうしますか?
- まず書類形式の違いを整理します。同じ種類の書類に十数種類の形式がある場合、第1段階では使用頻度の高い形式を対象とし、それ以外の例外は担当者が処理します。その後、対象範囲を段階的に拡大します。これは、当社が顧客の現場で標準化業務を導入する際に一貫して採用している方法です。
- 輸出書類を社外に出さずに処理できますか?
- はい。EgentWrX にはクラウド、オンプレミス、ハイブリッドの3つの導入構成があります。オンプレミスまたはハイブリッドを選択すれば、出荷データと通関データを社内に保持できます。保存場所は各社のデータポリシーに基づいて決定します。
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