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Intellicon Solutions が金属ファスナー業界の AI 実践的変革を推進。見積、品質管理、製造工程のタスクを自動化

Intellicon Solutions が金属工業研究発展センターとともにファスナー業界の AI 変革を推進。如保興業では導入後、見積時間が 2 時間から 5 分に短縮されました。

世界の貿易情勢が不安定になり、市場の需要も速く動くなかで、台湾の金属産業はかつてない経営上の圧力に直面しています。製造業が AI で業務の効率と対応力を高められるよう、金属工業研究発展センター(MIRDC)は Intellicon Solutions と継続的に協力し、産業の AI 化を進めてきました。今年はすでに三度、実務講座を開いており、いずれも大きな反響を得ています。

Intellicon Solutions と金属工業研究発展センターが台湾の金属材料産業を共同で推進

▲ Intellicon Solutions と金属工業研究発展センターが、台湾の金属材料、ファスナー、ねじ産業の AI によるデジタル変革を共同で推進。写真/Intellicon Solutions 提供


Intellicon Solutions は近年、金属産業における AI 導入の実務に力を入れ、多くの事業者が自社専用の AI Agents を構築し、さまざまなタスクを自動化するのを支援してきました。

見積仕様の照合 AI Agent:RFQ 文書、ERP のデータ、製品仕様を自動で解析し、見積の草案を作成します。見積作業の時間は 2 時間から 5 分に短縮されました。

クレーム回答書の作成 AI Agent:品質検査の記録と社内 SOP にもとづき、標準化された回答レポートをすばやくまとめて作成します。

ISO 品質マニュアルの要約 AI Agent:工場が ISO 関連の工程文書を自動で整理できるよう支援し、多くの書類作業を省きます。

設備保全記録の分析 AI Agent:Excel の修理記録を読み取り、頻発する故障を自動で示し、予備部品の購買方針を提案します。

需要は高まり続けており、金属ファスナーや工作機械の企業でも、日々の業務と意思決定の流れを改善するために AI Agent を導入するところが増えています。Intellicon Solutions が見るところ、先行する事業者はすでに AI SOP の布石を打っており、デジタル面での差は次第にはっきりしてきました。煩雑な業務を人手に頼り続ける企業が、これから競争力の柔軟さと効率を保つのは難しくなります。Intellicon Solutions はこう述べています。「いま AI を導入することは、実験的な試みではなく、経営の基本動作です。先に AI の力を組み込んだところが、意思決定の速さとコストの優位を先に手にします。」


変動する国際貿易の課題に向き合う

関税の変動と地政学的なリスクが高まるなかで、自動車部品や工作機械といった伝統産業がまず影響を受けています。台湾のサプライヤーは海外 OEM からの見積依頼と仕様要求に、これまで以上に頻繁に応じなければなりません。見積仕様の照合 Agent は、この必要から生まれたものです。RFQ 文書、製品仕様、ERP のデータを自動で読み解き、材料コストのパラメータも織り込んで見積の草案を作成します。これまで 2 時間かかっていた作業が 5 分になりました。意思決定の時間が縮まり、人手の負担も減るため、動きの激しい市場のなかでも経営の柔軟さとコストの優位を保てます。

如保興業では導入後、AI Agent が実際の業務改善にもたらした効果がはっきり見えています。王文信社長はこう述べています。「導入する前は、社員がメーカーの資料を確認してからでないと、注文の仕様の要点を拾えませんでした。見積のスピードは 1 件 2 時間から 10 分で完了するまでになりました。さらに Agent にファスナーの受注スケジュールの整理も手伝ってもらっています。品番、出荷日、出荷数量をまとめ、削除・変更・追加された注文がないか照合する。AI に指示を出せばそれで済みます。」人と AI の協働は効率を上げるだけでなく、データ処理の正確さと追跡できることも同時に高めています。

如保興業のオフィス。呂純儀 副社長と王文信 社長が、社名ロゴの壁の前で並んで撮影

▲(左)如保興業 呂純儀 副社長、(右)如保興業 王文信 社長。社内の AI デジタル変革をともに推進。写真/如保興業提供

如保興業は臺灣數位企業總會とも連携し、「サステナビリティ」「デジタル変革」「AI 駆動」「国際化」といったテーマに取り組んでおり、伝統産業の事業者が AI で国際競争力を高めた実質的な成果を示しています。

Intellicon Solutions COO の陳旻筠は次のように指摘します。「地政学的な情勢とサプライチェーンの圧力が強まるなかで、企業は AI 技術をより上手に使わなければなりません。AI Agent を通じて、経験と技術を持つ社員の力を解き放ち、価値の高い意思決定と革新の仕事に集中してもらえるようになります。それが組織全体の適応力と粘り強さを高めていきます。」


金属工業研究発展センターから三度目の講師招聘

Intellicon Solutions と金属工業研究発展センターは今年すでに三度、「AI Agent 開発実務ワークショップ」を共催しています。理論に実機演習を組み合わせ、製造業の管理職と技術者が業務の棚卸し、データの整理、プロンプトの作成、Agent の設計までを実際に体験する内容です。募集開始と同時に定員が埋まっており、こうした実践的な研修への産業界の期待がうかがえます。

三回目のワークショップは 9 月 19 日に台南で開催され、ファスナーと工作機械の産業を題材としました。金属工業研究発展センターがふたたび Intellicon Solutions を講師に迎えたことは、製造業の AI 化における同社の専門性と評価を示すものでもあります。

Intellicon Solutions は、これからも多くの金属製造業の事業者と協力し、AI SOP を体系的に構築して、AI を企業の経営の中枢に組み込む支援を続けていくとしています。


ファスナー・回転部品イノベーション計画 - スマート応用ワークショップ

日時: 2025 年 9 月 19 日(金)09:30 - 16:30 会場: 台南 行政院国家科学委員会 情報セキュリティ・スマートテクノロジー研究開発ビル A122 会議室 主催: 台湾・経済部産業発展署 実施: 財団法人 金属工業研究発展センター 申込ページ: https://www.mirdc.org.tw/ProseminarView.aspx?Cond=13860

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